4月の月末に私に連絡がありました。
その件についてはこちらの記事を読んでください。
祖父が亡くなって数か月。
今年の夏は初盆でした。
親戚一同が集まるということで、私も有給休暇を使用して田舎へ帰省してきました。
私の田舎はそれは夏の雰囲気があうこんな田舎です。
夏に田舎に帰るのは10年ぶりくらいで、とっても懐かしい気持ちになりました。
未だに家の前には池と井戸、山があって・・・。
最近はイノシシも出るとかなんとか。
子供の頃、遊びに行くと祖父が畑に連れて行ってくれた。
色々なものを育てていたけど、やっぱり夏はスイカで、祖父が育てていたスイカはとても美味しかった。
夜になるとホタルを見に行って、花火をやった。
朝起きると、祖母が作ってくれたみその焼きおにぎりを食べて、意味もなく山の中へ行く。
お昼に戻ってくると祖父がウナギ捕まえる仕掛け作ってたりしていた。
ある時は家の中にめちゃくちゃ大きいオニヤンマが入ってきて暴れまわった。
祖父曰く、オニヤンマは子供の指くらいなら噛み千切る力があるとのこと。
柄にもなく、祖父との思い出が頭の中に沢山出てきて、なんとも言えない不思議な気持ちに包まれた。
一瞬にして子供の頃に戻る、タイムマシンのような。
祖母はまだ健在だが、足が悪くボケも微妙に進行していて。
でも、私が会いに行くとちゃんと私のことを覚えていてくれて。
社会に出て、色々と大変な思いもしたりしたけどそんなものはちっぽけなんだと思いました。
時間が出来たらまた何度か祖母に会いに行こう。
祖父には亡くなる直前、ほぼ意識が薄れている時にしか会いに行けなかったのが後悔として残っている。
だから、祖母だけでなく両親にもできるだけ会おう。
そんな決心をした、平成最後の夏でした。