人生、不十分

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銭湯日記番外編:雨の日の銭湯

 しとしとと雨が降っている日。

中には、気圧の変化で頭痛が出てしまう人もいると思います。

普段、通勤に電車を使わない方も電車を使ったりするのでいつも以上に電車が混んでいて余計に疲れてしまったり。

湿度も高いから、電車だけじゃなくて色々なところで疲労が溜まっていると思います。

しかも、雨の日ってなんとなく気分が沈んでしまうこともありませんか?

私はそんなことが起こってしまいます。

そんな日、いつも通りと言えばいつも通りですが銭湯に行きます。

 

雨が降っているからかわかりませんが、こういう日の銭湯は意外に空いていて湯船が貸し切り状態だったりします。

そうなると、いつも以上にゆっくりのんびりと体と心を休めることができます。

また、露天風呂があるところでは雨音を聞きながらちょっと黄昏ながらお風呂に入れます。・・・もちろん土砂降りだと露天風呂には行けませんが。

外気浴もできなかったりしますが、その代わり空いているカランの前に座ってぼけーっとすることが出来たりします。

意外にカランの前に座ってぼーっとすることってないんですよね。

こういう日で空いているからこそできる特権とでも言いますでしょうか。

"ととのい"からは離れているかもしれませんが、気持ちが落ち着くという観点からいくと雨の日の銭湯は格別です。

 

雨の日の銭湯は帰り道もちょっとだけ特別な気分だったりします。

普段はゆっくりと歩きながら、色々なところを観察しながら帰ります。

雨の日も同じように歩きながら、色々なところを観察しながら帰ると少しだけ景色に変化があったります。

雨に濡れているというだけで、街の雰囲気がガラッと変わったりするんですよね。

こういうことに気が付けたりするのも、雨の日の銭湯ならでは。

 

雨の日ってどうしても出かけたりすることが億劫になってしまうと思うんです。

そんな時は、家の近くにある銭湯に足を運んでみてはいかがでしょうか。

いつも見える景色がまた、違って見えるかもしれませんよ。

 

ちょっとノスタルジックなお話でした。

それでは、また。