人生、不十分

大好きな銭湯のこと、日常のこと、考えなど

銭湯日記その111

「がわくんが絶対に気に入るだろうなって銭湯があるんだよ~」

湯の合う友達からそんな連絡を貰った。

こんな連絡を貰ってしまうと、そりゃあもう気になって気になって仕方ない。

そうして、色々とタイミングが合いアテンドしてもらえることになって行ってきました。

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板橋区にある「第二富士見湯さん」です!

看板には「富士見湯」とし書いてないけど、第二富士見湯さんで間違いありません。

さて、こちらの銭湯ですがとにかく『水』が良いとの事なんです。

また、ご主人も凄く気さくで優しい方だから話も合うと思うと。

 

下駄箱に靴を入れて、中に入ります。

明るく綺麗にされている休憩スペースです。

受付で470円とサウナ代金200円を支払って、サウナで使えるタオルを貰います。

サウナも抜群に良いとのことなので、もう入る前からワクワクしていました。

 

脱衣所は凄い広いという訳ではないけど、綺麗で明るくてどこかほっとする感じ。

そそくさとありのままの姿になって、すぐに浴室内へ!!

 

手前にカランがあって、奥に湯船がある関東ではオーソドックスなスタイルです。

まずは、カランで身体を洗うのですが・・・「うん?なんか肌当たりが優しい気がする」。

水の質が良いと聞いていたこともあるだろうけど、それにしてもしっとりと肌に馴染むけど所謂「軟水」ほどぬるぬるスベスベしたりしない。天然の化粧水みたいなそんな感じ。

これは湯船に入るのも楽しみだなあって思いながら、体を清めて湯船へ!

 

「あ~~~~~~~なんじゃこれ」

入った瞬間に声が漏れました。

むっちゃ気持ち良いんです。お湯の温度も抜群に良いし、何よりもやっぱり水がしっかりと肌になじみ込む感じ。水がはじかれるんじゃなくて、体に入ってくるようなそんな感覚。冗談抜きで、ずーっと入っていられるお湯ってこういうお湯の事を言うんだと思う。

 

内側からポカポカしてきたので、水風呂に。

水風呂もやっぱり「あ~~~~~~~なんじゃこれ」ってなりました。かけ流しだからややぬるめですが、そんなことが一切気にならない気持ち良さ。

お湯と水風呂の温度差が抜群に良いのか、めちゃくちゃ気持ち良いです。

 

この「気持ち良い」状態で体を拭いて、サウナへ。

サウナは高温のアチアチ系です。そして、演歌?が流れています。

2曲くらいを目安にしようかな~なんて思っていたらもうすぐに熱くなって耐えきれずに水風呂へ。

サウナのあとの水風呂の気持ち良さもやっぱり別格というか、ずいぶんと久しぶりにこの「最高潮に気持ち良い」っていう状況を味わった気がする。

 

しっかりとお湯も水もサウナも満喫して、休憩スペースで少しご主人とお話。

夏場だったので、少しだけ温度を下げたとおっしゃっていてそれが気候・水温・お湯の温度と抜群のコンビネーションを生み出していました。

「今のこのバランスが夏場は最高です!!!!」

ご主人にそうお伝えすると、少しはにかみながらも「ありがとうございます」と言っていただけてむしろこっちが「素敵な銭湯、ありがとうございます」と返答をしました。

本当にご主人も気さくで優しくって、良い街中銭湯だったなあ。

 

そして、帰りには湯の会う友達のアテンドで夜と言えばというところへ。

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そうです。立ち食いソバですね。

銭湯後の立ち食いソバってなんであんなに美味しいんだろうなあ。

夜遅いのにミニカレーまで食べちゃった。

 

アテンドしてくれた湯の合う友達、ご主人にすっごく感謝です。

ありがとうございます。

 

それでは、また!!

 

がわ

 

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銭湯日記その110

久しぶりの更新です!

最近、noteの方で「銭湯と僕」っていうエッセイ的なもの更新をしているのですが、やっぱり初心に帰ろうとも思ってブログを開きました。

 

そんなわけでさっそくいきましょう。

今回ご紹介するのはこちらの銭湯です!

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その名の通り、巣鴨にある巣鴨湯』さんです!

巣鴨駅から徒歩でも行ける距離にあります。

この辺だと、宮下湯やニュー椿等もありますが巣鴨湯さんもめちゃくちゃ良いんですよ~~~~!

 

受付で入浴料金とサウナ代を支払って脱衣所に入ります。

脱衣所は明るく、結構広々としています。

ビル型銭湯なんですけど、見た目よりも広々としてましたね。

 

ありのままの姿になって、浴室内に!

浴室はちょっと暗めです。

奥に湯船があって、手前にカランがある関東ではオーソドックスなスタイルですね。

ただ、湯船が結構色々あるといゆか広々としてますね。

 

まずは身体を洗って・・・・湯船へ。

全部白湯なんですけど、入ってみて気が付きました。

どうやら熱湯とぬる湯に別れているみたいです。

ただ、どちらも入りやすい温度だったので落ち着きました。

ジェットバスは残念ながら私がいる時間中ずっと先客がいたので味わえなかったのですが、使っている人全員が気持ちよさそうにしていたので良い力加減なんだろうなと。

 

サウナに入る前に水風呂にも入ります。

水風呂はたぶんチラーとかを使わないでそのままかけ流し状態なのでぬるいです。

でも、このぬるさは体への負担が少ないから程好い時間をかけてゆっくり入れるので私は好きなんですよね。体感的には20℃以上はあったかなぁ。

 

そしてサウナにも入ります。

サウナは無音で暗め、そして激熱。

これは昔味わったことがあるな・・・・。

あ、あそこだ!(あえて言いません。気になる人は行ってみてね)

タオルを敷かないとお尻が熱々になっちゃうくらいの熱さですよ。

しっかり汗をかいた後には水風呂ですね。

 

汗はシャワーで流して、しっかり水風呂に。

ぬるけど、やっぱり落ち着いてゆっくり入れるなぁ。

こういう水風呂が僕は結構好きなのかもしれない。

 

カラン前に座って休憩します。

この時に気が付いたけれども、排水の蓋にカニがいる!

めちゃくちゃ可愛い!!

そういえば、タイル?も綺麗でかわいかったんですよね。

ところどころにお洒落な可愛さがあってそれもまたいい味が出ていました。

 

凄く良い感じの街中の生活銭湯って感じですね!

常連さんと思われる人たちも含めてみんながマナーをまもって思い思いにリラックスしている様子は見ているだけで私も落ち着きました。

 

また、行かないとな!!

 

それではまた!

 

がわ

 

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銭湯日記その109

コロナも大変ですが、少し涼しくなったとは言えまだまだ暑い日が続いています。

皆様はいかがお過ごしですか。

無理は禁物なので素直にエアコンつけたり上手くやってくださいね。

 

暑いですが、そんな日にこそ銭湯に行くとさっぱりして気持ち良いんですよね~。

そんなわけで今日ご紹介するのは、こちらの銭湯です。

 

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北区にある稲荷湯さんです!

 

え、銭湯好きって言ってたくせにまだ行ったことなかったの?って言われるかもですね・・・。

言い訳をさせてください!

こちらの稲荷湯さんはテルマエ・ロマエの撮影地でもあるんですよ!

ずっとその話を聞いていたから、もしかしたら混んでいるんじゃないかって思って避けていたんですよ。でも行ってみたらそんなことなくて、ほどよい混み具合でした。

 

まずみてくださいこの佇まい。

私好みの最高な雰囲気です。

そして「わ」の看板。良いお湯が沸いているんでしょうね・・・・。

 

中に入ると古き番台形式です。

入浴料470円を支払います。

脱衣所は綺麗で明るくって、それでいて昔ながらの雰囲気がしっかり残っているという凄いバランスで成り立っていました。

 

ありのままの姿になって、湯船へ。

奥に湯船、手前にカランがある関東ではオーソドックスなスタイル。

湯船は3つありますね。

それを横目に見ながらまずはカランで身体を綺麗に洗います。

 

カランから出てくるお湯が気持ち良いですね。

ほどよい熱さです。これが熱すぎると水で絶妙なバランスに冷やさないといけないんですけど(それもそれで私は好きですが)

よーく見るとカランもピカピカでしっかりと手入れが行き届いているなぁって印象です。

 

身体を綺麗にしたら、向かうは湯船。

まずは白いお湯です。どうやらこれはシルキーバスですかね・・・?

ぬるめのお湯です。よくある炭酸泉くらいの温度で凄く入りやすいです。

下町銭湯でこの温度はありがたい方も多いんじゃないかなぁ。

 

続いて真ん中の湯船。

これは中温ですね。42℃くらいだと思います。

このくらいの温度がやっぱり入っていて気持ち良いですよね。

温度も程好くって、水の肌当たりもさっぱりとしていてのんびりできます。

高い天井を見上げて・・・・すーっと思考を消していく。

やっぱり私はこういう古き良き銭湯でぼーっとしている時間が一番好きです。

 

そして一番左端の湯船・・・・・・「あっつ!!!」

普段帝国湯さんや斉藤湯さんの熱湯に鍛えられていて私はうぬぼれていたようです。

足入れて直ぐに引き上げてしまうほどの熱さ。

感覚だけで言うと蒲田温泉さんの熱湯よりも熱いって感じてしまった。

「これが・・・・・江戸っ子熱湯・・・・・!!」(違う)

 

お湯を楽しんだあとは、人がいなかったのでカランでちょっと休憩です。

気持ち良い風が入ってくる・・・・・気持ち良い。

カランで座って休憩するの本当に好きだなあ。

 

お風呂上りは脱衣所でも休憩をして、後ろ髪をひかれながらも出ました。

 

稲荷湯さん。

とにかく綺麗だし、お湯も気持ち良いし、シンプルながら銭湯っていう要素が全て詰まっていたと思う!

気になる方は是非行ってみてくださいね!

 

それでは、また!

 

がわ

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銭湯日記番外編:今、私が思う事。

こんにちは!

 

新型コロナウイルスの影響は今も続いていますね。

色々な意見があることは分かっていますが、私は仕事柄、医療関係者の方たちに会わないといけないことがあるので凄く慎重になっています。

そんな状況もあって、今までみたいに色々な銭湯へ行く銭湯巡りが中々できなくなりました。

 

そんな中で、銭湯好きとして凄くありがたいなと思ったのが住んでいる地域(便宜上ここでは地元と言います)にある銭湯です。自転車や徒歩で行ける銭湯であれば密を避けて移動できるので行ってもいいかなぁと思ってちょこちょこ行っています。

もちろん自分でできる感染対策は徹底して行っています。

 

移動中に密にならないので少しだけ安心感?のようなものがあります。

そうやって、地元の銭湯に行っていて改めて思います。銭湯がやっていて本当に良かったなあ嬉しいなぁ気持ち良いなぁって。

 

新しい生活様式というか、色々なところに移動することが憚られてしまう状況なのでこれを読んでくださっている皆さんにも地元の銭湯に行ってもらいたいなって思う。

こういう時だからこそ、地元の良さっていうものに気が付くチャンスだと思うんです。

 

東京都内であれば、きっとあなたが住んでいる地域にも銭湯があると思うんです。

あちこちの銭湯に行くことも楽しいですが、地元の銭湯もやっぱり良いんです。

お風呂上りに地元のお店でテイクアウトして家で美味しいものを食べたり。

そうやって地元に貢献するチャンスでもあると思います。

 

地元の銭湯に行ったり、地元でテイクアウトをしたりしてやっぱり私は銭湯と街について何かお手伝いをしたいなって強く思いました。

 

私自身は絵を描いたりできるわけじゃないし、動画編集が出来たりするわけでもないです。こうやってブログを書いていますが特別文章が上手なわけでもないです。そんな私に何ができるかなあと思うと何かを直接お手伝いすることかなって思います。

そんなことで、少しずつですがお手伝いできることをやったりしています。(これは前々からnoteに書いていますのでそちらを呼んでもらえると嬉しいです)

 

銭湯の最大の魅力はやっぱり地域に根付いていることだと思うんです。

その銭湯を中心に街が活性化していくは理想形の一つな気がしています。

銭湯に人が集まれば、その街もおのずと活性化していくと思います。

ただ、その活性化は街に住んでいる人達の力が一番大事です。

 

と言うのも、今回みたいに移動することが憚られるとき地元の底力が試されるわけです。もちろん新規の方(一見さん)の力も必要ですが、やっぱり地域の方々の力ことが大事で必要で、とっても大切な気がしました。

 

そんなわけで、地元の銭湯とかお店とかそういうところで何かできることがあればやっていきたいなって勝手に思っています。

まあ、実際何ができるかも分からないしもしかしたら役立たずかもしれないけど笑

 

そんなわけで、本当に自分の住んでいる地域の素敵銭湯と素敵なお店を見つけるっていうそんなことをやってみてはいかがでしょうか。もちろん、感染症対策はばっちりとやってくださいね!

 

まとまらなかったけれども、こんな感じで今日は〆たいと思います。

 

地元って素敵ですよね。

 

がわ

銭湯日記その108

相変わらず暑い日が続きますね。

少しだけ涼しくなったかと思ったら全くそんなことなかった。

連日の暑さで、「銭湯と水風呂が一緒に来てくれ~~~」って謎なことをTwitterに呟いてしまうくらいには暑さにやられています。

 

・・・・なぜ私は銭湯と水風呂を別人格として取り扱ったんでしょうね笑

それはさておき、今日もまた銭湯をご紹介しますよ。

今回ご紹介するのは、こちらの銭湯です!

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デデーン!!

台東区にある「日の出湯」さんです!

見てくださいよこの圧倒的な門構え。

最高ですよね。昔ながらの銭湯のこの造りが私は凄く好きです。

 

暖簾をくぐって中に入ると、古き良き番台スタイルです。

中の脱衣所が、外観とギャップがあってかなり綺麗です。

もしかしたら脱衣所だけ改装とかしたのかなあ。

いつかその辺の話も聞きたいと思いながら、ありのままスタイルになり浴室内へ。

 

浴室内は至ってシンプルです。

奥に湯船があり、手前にカランがある関東ではオーソドックスなスタイル。

脱衣所と同じで、浴室内も凄く手が行き届いていて綺麗です。

こういう銭湯が凄く好きだなあって思いつつ、綺麗にされているのでスタッフの方々に感謝をしながら身体を洗います。

 

カランも鏡も綺麗だなあ。

もちろん、使用していてどうしてもついてしまうものはありますがそれを加味しても手入れが行き届いている。

 

身体を清め終わったら浴室内へ!

湯船は、広めの白湯と薬湯です。

広めの白湯にジェット、バイブラ、岩盤泉(湯船の中にあるやつ)があります。

お湯の温度はたぶん42℃くらいで凄く心地よい温度。

水も柔らかく包み込むような水質で、「これはもしかして地下水かな?」なんて思いました。

 

岩盤泉のところに座ると、プラセボかどうかはさておき、心地よいお湯と相まって身体が芯から温まっていく感覚。内側からポカポカしてくると言えば伝わるかな。

水風呂が無いので、カランの前に座って桶にためた水を頭からかぶるのが最高に気持ち良いんですよね。

 

水風呂も好きですが、カランに座って頭から水を被ってしばらくぼーっとするのが実は銭湯で一番好きな時間だったりします。

 

窓が開いているので風が少し入ってきます。

そのため浴室内は少しばかり爽やかな空間になっているのでそれがまたたまらないんですよね。

 

少し休憩をしたのちに薬湯へ。

実母散のお風呂ですね。これは気持ち良い!

元々実母散が好きなのもありますが、水質の相性がいいのかいい言葉が見つからないくらい気持ち良い。

 

また水を頭からかぶって上がります。

ちょっとした脱衣所で少し体操をして身体をほぐしたりして。

気持ち良かったなあ。

 

あとで調べてみたところ、井戸水を沸かしているそうです!

なんとなくの感覚だけど意外に当たる時は当たるんだなぁ笑

 

手入れも行き届いてて、気持ちの良い素敵銭湯でした!

それではまた!

 

がわ

 

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銭湯日記その107

暑い日が続いていますが、体調は大丈夫ですか。

これだけ暑いと、コロナウイルスとか関係なく外に出るのが億劫になりますよね・・・。

かくいう私もずっと引きこもってます。もちろん、たまに身体動かさないとって思って近所を散歩したりしてますが熱すぎて直ぐに引き返してきてます・・・。

 

そんなことはどうでもよくって!

今回もまた、銭湯をご紹介したいと思います。

今回はこちらです!

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デデーン!!

荒川区にある「大勝湯」さんに行ってきました。

三ノ輪の商店街の中にあるんですが、これがちょっと分かりにくくて久しぶりに銭湯にたどり着く際に迷いました。

でも無事にたどり着けました!

 

パッと外観から見ると銭湯に見えないんですがまぎれもない銭湯です。

中に入ってみると、下駄箱も雰囲気があります(写真撮るの忘れてた)。

 

中に入ると受付型の番台があります。

凄い雰囲気が良いです。ちょっと暗めなんですが、民宿というか旅館風な雰囲気。

なんていうか、昔ながらの銭湯とも違うしリニューアルした銭湯とも違うし独特な雰囲気があります。

 

入浴料支払って脱衣所に行きますと・・・・天井が高くてかなり広い!

ブラウンというか黒っぽい感じです。何となく少し薄暗いなって思うけどそれが良い味出してるんだよな~凄く良い。

 

ありのままの姿になって、浴室内へ!

手前にカランがあって奥に湯船がある関東ではオーソドックスなスタイル。

凄く縦に長いです。あと湯船が何種類あるんだろう・・・・見ただけで3種類。

さらにその奥側にもなんか空間があります・・・。

 

奥の空間が気になりながらも、身体を綺麗にします。

・・・やっぱり奥の空間が気になる!!

身体を清めたら真っ先に向かいました。

 

なんと、その奥側にも湯船が!!

しかも温泉を再現しているそうで、草津温泉和倉温泉です。

2種類も温泉再現してる銭湯なんて・・・贅沢過ぎる!

それだけじゃなくて、水風呂もありました。最高ですね。

 

草津温泉は真っ白です。

ちょっとだけ硫黄の香りがするけど、そこまではきつくないですね。

お湯の温度も42℃くらいの入りやすい温度で、これが気持ち良かった。

和倉温泉の方は透明で、お湯の温度は草津の方と同じくらい。

少し深めの浴槽なので、ゆっくりと入れる感じがばっちりですね。

 

白湯はジェット、電気でした。

ちょっとお湯の量が少なかったのか?肩までは入れませんでしたが温泉の方で満足してしまいました。

 

脱衣所にで体を拭いていると、ダンディなお父さんに声をかけられました。

 

「お兄ちゃん若いねえ。健康だろ?」

「あ、はい。おかげさまで元気です!」

「俺ァ急にな。足がしびれちまってよ、身体しんどくてさ」

「そうなんですか・・・」

「良いかい兄ちゃんはヤングマンなだから、気をつけろよ。血圧と血糖だけはだめだ絶対に気を付けるんだぞ。ヤングマンなんだから」

「はい。お酒とかですか?」

「そう。お酒を控えるんだ。あとは野菜と魚食べるんだぞ。ヤングマンなんだから」

「はい!気を付けます!」

 

頭の中ではずっと西城秀樹が歌ってたよね。

何度もヤングマンヤングマン言われたから・・・笑

 

こんな風に常連と思しき方たちとコミュニケーション取れるのも下町銭湯の良いところだなぁ。

 

佇まいも最高なので一度行ってみてはどうでしょうか!

 

それではまた

 

がわ

 

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銭湯日記その106

実はまだ荒川区でも行ったことが無い銭湯がいくつかあるんですよね。

と言うのも、その日の気分で行きたいところにふらふらと行くことが多いので割と同じ所をぐるぐる回ることが多くなっていたからです。

 

そんな中でも「あ、ここ行きたい」ってなった時には行くのです。

今回ご紹介するのはこちらの銭湯です!

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荒川区にある、「千代の湯」さんです!!

トゴール鉱石を使ったお風呂があるということでちょっとわくわくしています。

 

暖簾をくぐって下駄箱に靴を入れて中に入ります。

中に入ると、昔ながらの番台です。

470円の入浴料を払って、荒川スタンプラリーのハンコを貰おうとしたら「あ、それもう全部タオル無くなっちゃったよ!」と言われて、がーん!ってなりましたが目の前に気持ちよさそうなお風呂があるのですぐに気を取り直しました。

 

脱衣所は明るくて、綺麗です。

すぐさまありのままの姿になって、いざ入浴!

 

奥に湯船があり、手前にカランがある関東ではオーソドックスなスタイルです。

そして、タイル絵が良い感じです。これは・・・白樺?のタイル絵かな。

ペンキ絵も良いんですけど、タイル絵もこうやって見ると良いですねぇ。

 

カランの前に座って、身体を綺麗にします。

シャワーから出てくるお湯はちょっとぬるめですが、カランから出てくるお湯は熱々です。こういうカランから出てくるお湯が熱いのも結構好きなんですよね。

身体が綺麗になりましたら早速湯船へ向かいます。

 

湯船は三種類。

トゴール、ジェット、薬湯(この日は薬湯ではありませんでした。もしかしたらもう薬湯はやってないのかもしれないです。)

湯船の温度はやや熱めです。

下町銭湯よろしい激熱とまでは言いませんが、一般的な家庭で入るお風呂よりは熱めです。だいたい42℃~43℃くらいですかねえ。

 

のんびりと入っていられる良い感じの温度です。

ジェットバスはちょっと力が物足りないけど、柔らかい強さでこれはこれで気持ち良かったです。

 

薬湯(薬湯ではない)はお湯が少しぬるめでした。

40℃~41℃くらいの温度で、こちらは非常に入りやすかったです。

 

水風呂が無いので、カランの前で水をばしゃっと浴びて座って休憩します。

昔ながらの銭湯でこのカラン前に座って休憩してる時が一番好きだったりします。

 

お風呂上りに脱衣所で着替えていると女将さんがお話をしてくれました。

何でも掃除をやりだすと、年を重ねたからかあちこちが気になるようになった。

けど、身体もしんどいから中々手が回らないなぁと。

 

こういう話を聞くたびに「私、手伝いますよ!」って言いたくなりたいんですが、無責任なことを言えないのでグッと飲み込みます。

いつか、荒川区の銭湯のお掃除手伝いができるような感じになれたら良いなって思ったりしました。

 

人情味が溢れている素敵な銭湯でした!

 

気になる人は是非行ってみてくださいね。

それではまた!

 

がわ

 

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