最近、銭湯でスマートフォンを使用している人を見かけるようになった。
年齢層は上から下までかなり幅広い。
スマートフォン使うくらい良くない?
そうのように思う方もいる。
私も、休憩室等で使うなら全く問題ないと思う。
しかし、上記で書いたのは、脱衣所や浴場内で使っている人の事だ。
ほとんどの銭湯では、脱衣所・浴場内でスマートフォン等の使用を禁止するポスターが貼ってある。
もちろん、目に留まるとても分かりやすいところに貼ってある。
それにも関わらず、脱衣所でスマートフォンを使用している人は増えていると感じる。
例えば、自分1人しかおらず許可を得て写真撮影等をするのはありだと思う。
だが、他のお客がいる中でスマートフォンを使用するのはマナー違反だ。
カメラを起動していなければ良い。そういう問題ではない。
もしかしたら、盗撮されているかもしれないと他の人が感じるだろう。
スマートフォンを使用している人は盗撮していると言われても仕方ない。
近年、SNSが急速に普及したため個人情報(この場合、裸の写真だろう)の流出の可能性が高くなっているからだ。
だからこそ、脱衣所ではスマートフォンは使用禁止なのである。
最近、浴場内でスマートフォンを使用している人を見かけた。
おそらく、普段から家の風呂でも使用しているのだろう。
公衆浴場と家の風呂の区別がつかないのなら、銭湯に来てはいけない。
その人は、従業員に指摘されてもしばらく使用を止めず、そのあともロッカーには戻さず浴場内にある荷物置きに置いていた。
インスタグラムでも、浴場内(おそらく友人しかいない貸し切りだろう)の写真を堂々と載せている同級生がいた。
いくら身内しかいないにしてもマナー違反だろう。
同級生であるため、20代後半になるはずだ。
思考回路がまだ小学生や中学生で止まっているのだろう。
友人しか写っていないし、貸し切りだからと思っているのだろう。
ただ、このような事をする人間は総じて他の場所でも同じことをする可能性が高い。
この場合、他の人がいるにも関わらず浴場内で写真を撮りだすだろう。
銭湯に若い人が増えてきたから、スマートフォンを使用していると言う人がいるがそれは間違っている。
若い人を含めても、良い歳(30第代以上)の大人が使用しているケースが多い。
だからこそ、たちが悪い。
若い人は指摘をすれば素直に聞くが、良い歳の人は反抗的になり、時には逆切れするからだ。
この問題は個人個人のマナーかもしれない。
各銭湯で対策するのも難しいだろう。
本音を言えば、受付でお金を支払う時にスマートフォンと引き換えにロッカーのカギを渡す等の対策をすればよいのではと思うが、そのような事をしてしまうと銭湯に足を運ぶ人が減ってしまう可能性が高い。
1人の銭湯好きとして、マナー問題をなんとかしていきたいものだ