アラサーの銭湯日記

銭湯、時々日常

銭湯日記その115

こんにちわ。

超久しぶりの銭湯日記の更新です。

 

以前書いた通り、西尾久千代の湯で働き始めてから色々と余裕がなくって更新ができていなかったのですが相変わらずちょこちょこ時間作っては銭湯を巡ってます。

 

やっぱり銭湯日記は続けよう!!って気持ちが1年越しに蘇ってきたので更新です!

細々と頑張っていきたいと思います!

 

では早速、今回ご紹介するのはこちら!

デデーン!!

赤羽岩淵にある「岩の湯」さんです!!

 

もう行ったのは結構前なんですが、湯の合う友達より「がわくん絶対に好きだから行った方がいいよ!!」と教えていただいたので自転車で行ってきました。

 

外観からもわかるように古き良き銭湯です。

入口から男女に分かれる番台スタイルです。最近はこの番台スタイルも減ってきましたね。

 

脱衣所は広々としながら程よい暗さで落ち着きます。

この日本家屋って感じの脱衣所が凄く好きなんですよねぇ笑

 

ありのままの姿になって、浴室の扉を開けるとまず目に飛び込んできたのは可愛い可愛いタイルです。

足元をずーっと見てしまうような凄く可愛いタイルでした。

ペンキ絵ももちろん壮大で、さらに男女の境目のカランにもタイル絵があり贅沢でした。

 

身体を清めて入るお湯は熱めのはずなのに入りやすく、やわらかく包み込むようなお湯。

心地よくって、布団に入ってるかのようなそんな気持ちいお湯です。

ぼーっと高い天井を眺めながらゆっくりのんびり入るのに適している、そんなお風呂です。

 

まさに日常使いするならこういう銭湯だよなあ・・・ってしみじみと思いました。

 

赤羽駅からだとちょっと歩きますが、それもまたいい散歩になると思います。

古き良き、熱め、可愛いタイルと愛でるポイント満載の岩の湯さん。

是非行ってみてくださいね~!

 

www.1010.or.jp

あの日から、1年

どうもお久しぶりです。

 

荒川区西尾久店長のがわです。

あっという間に2022年も5月が終わりですね。

 

さて、昨年の5月31日と言えばあの超人気お笑いユニット「たりないふたり」の解散ライブ「明日のたりないふたり」が生配信された日です。

あの日、泣き笑いまた泣いて最後に心にぽっかり穴が開いたのを今でもはっきり思い出すことができます。

 

それと同時にですね、私の会社員最後の日でもあったのです。

昨年2021年5月31日が最終出社日で6月いっぱいは有給消化期間でした。

そんなわけで、脱会社員から1年が経ちましたので振り返りをしてみたいと思います。

 

 

miku778.hatenablog.com

 

もし、昨年の私の人生最大の出来事について知らない方がいらっしゃいましたらこちらの記事を読んでいただけると嬉しいです。

 

最初にこれを書かないといけないし、多くの人もこのことが気になっているのではないかなと思います。

 

会社員を辞めて、銭湯の店長になったこの1年間(まあまだわずか1年ですが)については全く後悔はありませんでした。

 

友達からは「顔つきが違う」、「憑き物が落ちた」等と言われました笑

 

この一年間は今までで信じられないくらいあっという間でしたし、会社員に戻りたいなって思うことはありませんでした。

 

後悔はなくても、やっぱり毎日が大変だなと思いました。

 

銭湯の仕事といえば、メインは掃除と言っても過言ではないくらい掃除が大切です。

 

千代の湯も引き継いでから今まで、あれこれ試行錯誤しながら掃除は徹底的にやってきました。

 

そのおかげか、未だにお客さんから「綺麗になったよねぇ」と言われますしそれが本当に嬉しいです。

外観に反して、徹底的に中が清潔というお言葉まで頂くことがあってもう感激です。

 

その一方で大変なところですが…。

掃除はいたちごっこなんです。

全てを一日で綺麗にするのは不可能に近いです。

そのため、毎日コツコツと「今日はここを綺麗にして、明日はあっちを綺麗にして・・・」と気になる箇所を掃除していきます。

 

ですが、1箇所綺麗にして次の日に別の箇所を綺麗にすると前日に掃除したところがもう気になるようになります。

 

そしてその箇所が増えていくので本当にいたちごっこだなと。そのため、鏡磨きやカラン磨きは定休日にまとめて行うということがあります。

 

掃除以外のところですと、基本的に銭湯の営業はルーティンを繰り返して行くことになります。

そのため、毎日少しですが何かしらの変化を加えないと自分たちもしんどくなってきてしまいます。

 

良く言えば、ルーティン化しているので何も考えずにできたりしますが、悪く言えば飽きが来てしまうかもしれません(今のところ私はそんなことありませんが笑)

 

そして次に大変だなというところが客数ですね。

現在の千代の湯は昨年と比較すればありがたいことにお客さんの来店数は増えています。

 

営業時間を長くしたので単純にその影響もあると思いますが、口コミやSNS投稿を見て来ましたというお客さんの数も増えてきているので色々な効果が出ているのかなと思います。

 

ですが、ここ数ヶ月は伸び悩んでいます。

もちろんそんな毎月ずっと客数が増え続けるなんてそんな甘い考えは持っていないのですが、色々試行錯誤してやっても定着するまでには時間がかかるというのを学びました。

 

昨年11月から営業時間を24時までに変更したのですが、お客さんに定着したなと実感したのは今年の1月末くらいでした。

 

そして4月から土曜日限定で朝風呂をはじめましたがこちらはまだ定着はしていないなと感じています。

 

これがやってみて大変だなと思ったところです。

目に見える変化や毎日来てくださる方たちからはすぐに反応がある反面、新しいお客さんを取り入れる、週1回でも2回でも来てもらうということが本当に難しいですし大変です。

 

1度来るだけでなく、継続して来てもらうためには何かしら千代の湯に魅力がなければいけません。

 

それは自分自身が銭湯巡りをしていたときにも感じました。なんとなく、何度も行ってしまう銭湯には不思議な魅力や自分との相性が良かったりします。

(もちろん繰り返しいかないからと行って魅力がないというわけではないです!!)

 

銭湯に限らず飲食店なども同じだと思います。

 

そして私個人的に一番ちょっとキツイといいますか辛いな〜って思ったことがあります。

千代の湯は昨今のサウナブームに乗れない、サウナ・水風呂がないストロングスタイル銭湯です。

 

引き継いでから結構な頻度で「サウナありますか」「水風呂ありますか」と問い合わせがあり「うちはないんです」と答えると「じゃあいいです」って言われることがありました。

 

これが、結構きつかったです。

私自身サウナも水風呂も大好きなのであって欲しいという気持ちもわかる反面、湯船だけの銭湯も良いんだぞ・・・!ということがまだまだ伝えられていないなことが辛かったです。

 

このときはいつも「来てもらえれば千代の湯の良さもわかるのに!!」って思っていましたが、そこが先程書いた「魅力」につながっていきます。

 

「サウナも水風呂もないけど千代の湯、行ってみたいな」って思わせられるような銭湯になっていないのだと。

 

サウナ・水風呂好きな方に限らず、新たにお客さんに来ていただくには「千代の湯」を知ってもらうだけじゃなくなにか興味を引くことやきっかけが必要なんだと実感しました。

 

結局、千代の湯に足を運びたくなる「何か」がまだ無いのかもしれません……いや、そんな事はないはず…!!書いてて悲しくなってきました…笑

 

現在も千代の湯は思考錯誤しながら、ああでもないこうでもないって色々とやっています。

 

その一つが「湯屋前青空市」です。

毎月第三日曜日に千代の湯前でフリーマーケットを開催しています(今月はまだ決まっていません・・!)

 

何気なく千代の湯の前を通っていた方も、青空市をやり始めてから「こんなところに銭湯があったんだ!」と入りに来てくださる方が増えました。

 

地域のお客さんとの接点が今まで以上に増えた気がしますし、出店してくださる方々とのつながりも広がっていっています。

 

先程書いた朝風呂もそうですが、毎月大なり小なりの違いはあれど色々と今後もやっていきたいと思いますので引き続き千代の湯のSNSをチェックしてもらえると嬉しいです〜!!

 

最後に個人的なことなんですが…。

bizspaさんの取材記事をfacebookにシェアして、初めて学生時代の友人達にも千代の湯をやっていると伝えました。

 

そうすると何人かから直接連絡が来て、実際に千代の湯まで入りに来てくれた友人もいました。

 

みんなに言われたのが、「まさかと思ったけど、よくよく考えてみると凄いがわっぽいなーって思ったよ」でした笑

 

びっくりというよりは、納得って感じでした。

そしてそれは私自身も思っています。

 

ずっと書いていますが、千代の湯はまだまだです。

昨年と比較すれば改善しているところはありますが、それでもまだまだです。

 

まずは千代の湯をもっと安定させて、銭湯だけじゃなく温浴業界に貢献していけたらと思ってます。

 

堅苦しい書き方しましたが、これからもバリバリ色々な事やっていこうと思いますのでよろしくお願いします!!!!

 

千代の湯入りに来てください!!!!待ってます!!

 

がわ

 

明日のたりないひとり

たりないふたりが12年間のコンビ活動を終了した。

今年の5月31日(奇しくも私のサラリーマン最終出社日で運命感じた)に配信のみで解散ライブを実施したけれども、12月12日(日)に一日限りで映画館で特別編の上映があった。

 

抽選になったけど、無事あたって映画館で改めて見てきた。

 

最後の最後を見届けてきて、胸が熱くなってブログに書き起こしてる。

 

 

 

たりないふたりとの出会い

初めてたりないふたりを見たのは日テレでやってい潜在異色という番組だった。

当時、深夜アニメを片っ端から見ていた中でたまたまチャンネルを回したらやっていてボケーっと見ていたら潜在異色が面白くて見続けて、出会った。

 

今となってはそれも一つの個性って言われるようになってきているけれども、当時は人間関係が苦手とか人と話すのが苦手とか異性が苦手とか飲み会が嫌いとかそんなことって言えるような空気じゃなかった。

 

でも、たりないふたりはそれらをテーマにして漫才をやっていた。

 

オードリー若林さんは人見知りの全盛期で、かなり尖っていたと思う。

何回キャンディーズの山里さんもしずちゃんに注目が集まり、やはりかなり尖っていたと思う。

 

人間として色々と「たりない」二人が、この世界で生きていくうえでどうするかであったり、どうやって飲み会や人間関係から逃げていくか、等がテーマだった。

 

かくいう私は当時19歳だったはず・・・20歳だったかな?

とにかく、私も私で今以上に生きていくのがしんどかった。

周りから求められる「真面目」っていう張り紙に答えないといけない。

親に絶対に迷惑はかけられないし、「飲み会」も(まだお酒飲めないけど)大学での人間関係を構築するうえでなぜか必須になってたから無理して参加してた。

 

でも本音で言えば、そんなことはすっ飛ばしたかった。

飲み会に参加しないで、一人で本を読みたかった。

友達の誘いに必ず全部乗らずに、一人で映画を見に行きたかった。

真面目だねって言われ続けてそれを裏切らないようにしていたけど、本当は全部ほっぽり出して一人で居たかった。

 

そんなこと、当然表に出して言えなかった。

だから、たりないふたりは衝撃だったし「自分以外にもこんな風に悩んでいる人っているんだ!しかも若林さんも山里さんも自分より年上で人生経験豊富なはずなのに!」ってすごく感動した。

 

たりないふたりと出会ってから

私自身は他の人と比べて(たぶん)、妬み嫉みがかなり大きくて妬み嫉みをガソリンにしてきた。特にたりないふたりを見る前なんかはそれが凄くて。

 

練習はサボるくせに、ちょっと運動ができるだけでレギュラーで試合に出てるやつとか。

格好良いor可愛いってだけでチヤホヤされて、授業サボっても楽して単位取れてるやつとか。

アルバイトのお金だけじゃ到底買えないようなブランド品を身に着けてるやつとか。

 

なんなんだよこいつら。意味わかんねーよ、いくら何でも不平等すぎるだろ。

絶対に社会人になるときにはコイツラよりも上に立ってやるクソくらえ!!なんて思っていた。

実際、勉強とかかなり頑張ってたと思う。

でも周りを見てもそういう人たちに対して嫉妬心や敵愾心を出している人なんて全くいなくて、「みんな人として出来てるなあ」ってそれはそれでまた気分が悪くなっていた。

 

大学で運動系のサークルに入っていたから、飲み会が結構な頻度であった。

正直に言えば、当時は参加したくなかった。さっさと家に帰ってみたいアニメあったし読みたい本あったし、一人でぼーっとしたかったし。

でも、あの大学生特有の「飲み会絶対に参加するっしょ!?」って空気に私は抗えずに毎回律儀に参加していた。

 

どうしても我慢の限界の時は必殺親のせいをつかって「親から今日は早く帰ってこいって言われてるんだよね~」って言って逃げてた。きっとこれ、ばれてたんだろうなあ笑

 

自分から見てきちんと人生を送っている人に対してはっきりと嫉妬心があった。

なんでこの人達はこんなに何も考えていない(実際そんなことないと思うけど)で生きていけるんだろう。意味わからんこいつらとは相容れないなって。

 

でも、たりないふたりを見始めてから少し変わった。

まず、妬みや嫉みが大きい人は自分だけじゃないんだっていう安心感。

飲み会とか人と一緒にいることが嫌で、できれば一人で居たいって思うのは自分だけじゃないんだっていう安心感。

特に山里さん、若林さんはたりない二人の前から好きだったからこそそんな二人は私の人生の指針になった。

 

元々山里さんのワードセンスばっちりの突っ込みには憧れがあった。

何か使えそうな言葉があったら山里さんの真似してノートにメモしてた。

今も、ノートじゃないけど「これ使えそうかも」って思った言葉は記録してる。

 

若林さんはオードリーの漫才がとにかく好きで、当時の若林さんの突っ込みも切れのあるワード突っ込みでこれまた私はあこがれていた。

 

だからこそ、たいりないふたりに出会う運命だったのかもしれない。

 

とにかく、たりないふたりを見始めてからは少しだけ心が広くなった気がする。

何かあっても「まあ自分はたりないふたりと同じ感覚あるし、きっと次のたりないふたりで同じようなテーマで漫才やってくれるだろうし」みたいな心からの安心と支えになってた。

 

たりないふたり私に自己肯定感をもたらしてくれた

 

超余談だけど、二人が理想の女性として勝手に妄想した架空の女性が詩織さんで、二人の大ファンの佐藤栞里さんが二人に手紙書いたときに最後に詩織よりって書いてたの最高だった。

あの二人が妄想した理想の女性は私にとっても理想の女性だった笑

たぶんたりふたファン全員の理想の女性。

 

たりないふたり復活

たりないふたりは2014年の「もっとたりないふたり」の後、約5年間活動していなかった。

っというのも、山里さんも若林さんもテレビで見ない日はないくらいお忙しそうだったし、もう二人ともたりていない部分なんてないのかななんて感じたりしていた。

 

そもそも「もっとたりないふたり」の時点で二人の「たりない」部分が最初の頃のたりないふたりから微妙に変わっていっていたし。

人間的にたりないっていうよりは、なんていうんだろう・・・MCをやる芸人としてたりないとか、テレビにでるにあたってたりないとか・・・そんな感じ。

 

それでもラジオでは二人ともキレッキレで「やっぱりまだまだ二人とも足りてないじゃん!」って私が変わらず安心したのは内緒ですが。

 

そんな最中に、たりふたファンとしては腰を抜かしそうになるニュースが。

山里さんが女優の蒼井優さんと結婚すると。

キューピッドはまさかのしずちゃんと。

 

「!?!?!?!?」

 

ってなった。

山里さん著の「天才はあきらめた」を読むとわかるんだけど、山里さんとしずちゃんとは異常なくらい仲が悪い。それも全部山里さんの妬み嫉みが100パーセント悪い方向に働いているからっていうのが原因で。それでしずちゃんも当然山里さんの事よく思っていない。

 

そんな中でしずちゃんがキューピッドで山里さんが結婚。

しかも女優の蒼井優さんと。

 

「こうなったら女優とでも結婚しねーと」みたいなことを言っていた山里さん、さすがですってはならないよ!!マジかよやまちゃんが!!!!

もう満ち足りちゃうじゃん!!!って。

 

ただ女優さんと結婚しても山里さんは山里さんのままだった。

下から関節決めるし、自虐するし、妬み嫉みはもちろん健在。

私としてはなぜか安心したけど、世間的には違ったっぽい。

 

こんなビックニュースが飛び出てたりないふたりが動かないわけがない。

2019年にみなとみらいでさよならたりないふたりが開催(見に行けなかった・・・)

この後すぐに若林さんがまさかのいい夫婦の日に結婚するなんてね・・・。

山里さんの結婚も驚いたけど、見えない嫁が見えてきて、帰りにゼクシィ買って綺麗に伏線回収した若林さん流石でした。そしてそれに嫉妬する山里さん。

うーん、たりないふたりっぽいよね!

 

さよならたりないふたりはHuluで配信されてからすぐに見た。

 

圧巻だった。

これぞたりないふたりっていうすべてが詰まっていた。

でも、ちゃんと大人になってた。

特に若林さんが色々な事を経験されたり、考えたりして一歩前に出た感じがあった。

山里さんは結婚もしたけど、色々とまだ迷っている感じがあった。

 

でも結局二人とも性根のところではまだまだたりなくてああって安心したり。

 

私もこの頃になると、自分の妬み嫉みと上手く折り合いをつけていた。

ガソリンとして必要な時は使うけど、それ以外は上手く隠す。

一人になりたいときは素直に言う。それで引かれたり関係が拗れたらそれまでだって。

こう思えるようになったのもたりないふたりのおかげ。

 

「さよなら」とタイトルについていたけど、この後すぐにまた会える。

 

たりないふたり春夏秋冬

2020年になって、「たりないふたり春夏秋冬」という番組が始まった。

日テレが味をしめたのかな!?笑

 

新型コロナの影響で思いっきり漫才ができないからいつか漫才ができる日が来るまで、漫才の設定を二人が考えるって番組。

 

これについては多くはかけない。

この春夏秋冬を見てからじゃないと明日のたりないふたりにつながらないから。

漫才じゃないにしても、二人の掛け合いそれ自体が漫才みたいで凄く楽しい番組だった。

 

この時私は本格的に転職しようかな~なんて思っていた。

会社内で仕事もしていないのに自分より給料が良い人達を見ていて、「意味わからんこんなクソみたいなの」ってずーっと思っていたから。完全にこれも妬み嫉みだw

ただ、このガソリンが良い方向に稼働して転職して今は凄く楽しく仕事をしている。

 

この時は山里さんの妬み嫉みが遂に若林さんに向かいだして、たりないふたり最大の危機だった。

 

明日のたりないふたり

そして、明日のたりないふたり

解散ライブ。何も多くは言わないので、是非とも見てほしいです。

 

さよならの時とは違って、未来に向かっていくたりないふたりだった。

私もたりない武器として竹槍を持ってこれからも満ち足りることない、たりない世界で生きていくんだって決心した。

 

たりている世界に簡単に行けるヘリコプターは存在してなくて、たりてないけど、でも闘い方や生き方はある。

たりない私達から見たたりてる世界はカラフルでキラキラしていて、とても憧れる。

でも、たりている人達からするとたりない私達の世界も羨ましいのかもなんて。お互いある種のないものねだりかもしれない。

 

たりないふたりは解散してしまったけど、心の中にはずっとたりないふたりがいるし、新たに託されたたりないふたりがいるから私達たりない世界の人も安心していける。

 

明日のたりないひとり

たりないふたりが羨ましいと思うことが一つ。

それは、山里さんと若林さんが出会えたこと。

これは物凄く羨ましい。

 

曲としてたりないふたりをリリースして今や売れっ子のCreepy Nutsも羨ましい。R-指定さんとDJ松永さんが出会っているから。

 

たりない世界にいる私は、まだたりない相方に出会えていない。まだたりないひとりだ。

いつの日か、たりない相方に出会えるのかなとか考える。

 

もし出会えたら少しは満ち足りるのかな。

それとも二人合わせても全然たりないかな。

 

いつか、たりない相方に出会えるように竹槍振
り回しながらたりない世界で生きていくぞ〜

 

あー、たりなくて良かったぁー。


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がわ

 

 

 

好きなもの(こと)に対するモヤモヤ

忘れもしない、初めてテレビでオードリーの漫才を見たとき。

すごく面白いし強烈で、「この人達めっちゃ面白い!!」って。

 

それからM-1で準優勝して一気に売れっ子に。

今もテレビにラジオで大活躍してるお笑い芸人。

 

私はそんなオードリーが好きですがここ最近若干のモヤモヤがある。

 

最近というかここ何年かだと思う。

まず、ラジオリスナーのことを指すリトルトゥースっていうのが随分と表に出るようになったなあって。

 

SNSが爆発的に発展したってのが大きいとは思う。だけど深夜のラジオを聞きながら「きっとどこかに同じように聞いてるリトルトゥースがいるんじゃないか」ってワクワクしてたあの感覚はもう味わえない。

 

何よりひっそりと秘密というか、隠れ場所というかそういうところが、いわゆる陽キャ達にバレて荒らされてしまったっていう感覚がある。

 

好きという人が増えるのは良いこと、それをどんどん広げるっていうスタンスの人もいるけどなんでもかんでも増えれば良いものじゃないし、発信して広めれば良いものじゃないと思う。

 

広がれば広がるだけ濃度は薄くなるし、ひっそりとしていたからこそ良かったものがなくなるから。

 

それだけじゃなくて、若林さんは本も書かれている。

若林さんの本はすごく刺さるし、素敵でありながらえぐってくる文章が多いから私ももちろん好き。

 

でも、それを神格化してる人がいるのがモヤモヤする。それを完全に拠り所というか依存先にしてる人がいてまたモヤモヤする。

 

正直、近年のこのような神格化・依存先にしているということが気持ち悪すぎてSNSとかで好きって言いたくなくなっちゃった。

 

番組とかも昔ほど追わなくなってしまった。

ラジオも変わらず聞いてるけど、リアルタイムでは聞かなくなってしまった。

 

こうやって、昔から好きな人って離れていくんだろうなって思った。

 

こう言うと「時代にあってない」とか「アップデートできてない」とか「多様性が」とか言われたりするけどそんなんクソくらえ。

 

なんでも変われば良いもんじゃないし、変わらんほうが良いものっていうのもある。変わっていくことが悪いわけじゃないけど、本人じゃなくて周りが勝手に変えていくのはクソ以外のなにものでも無いと思う。

 

実はこれは銭湯とかサウナについてもたまに思っちゃう。

 

人間なので承認欲求や自己顕示欲はみんなある。

そんなもんは当たり前なんだけど、そればっかり出てる人が多いなって。

 

あとさっきの話とリンクするけど、銭湯やサウナを依存先にしている人が多すぎる。

なんでもかんでも全てサウナと絡めようとしたり、すぐに銭湯がーって言い出したり。

 

それだけ広がっているという見方ではすごくいい方向だとは思う。けどその分濃度は薄い。

 

銭湯やサウナを紹介する動画のはずなのに、出ている人にばっかりフォーカスがされていたり露骨なエロに走ってたり。

 

それってもはや(出てる)人の紹介で施設はおまけだよね?って思うことが増えた。

 

大好きなものだからこそ、ここにモヤモヤする。

 

より多くの人に楽しんでほしいし、多くの人に良さを知ってもらいたいけどそれがすべてじゃないし、ましてや依存先にされたらたまったもんじゃない。

 

どちらも日常の延長であり、それ以外のものも含めて生活を楽しんでほしい。

 

でもそれが全てって感じがなんか嫌だ。

モヤモヤする。

 

こんなモヤモヤ、消えることなく今後も増えていくんだろうなあ。

 

オードリーも銭湯・サウナも好きだからこそモヤモヤが消えない。どっちも好きであることはこの先も変わらないと思う。

 

でも「好き」の質や感覚は変わっていきそうだなと思った。

 

何でもかんでも広まれば良いっていうのは違うって事、多様性って言葉が軽く扱われすぎてるしそれを逃げの言葉として使ってる人が多すぎて嫌になっちゃう。

 

そんなモヤモヤの話でした。

 

 

夜が明ける(読書感想)

西加奈子さんの5年ぶりの長編『夜が明ける』をやっと読んだ。

 

発売日に買ったけれども、西さんの作品はしっかりと構えて読まないと色々とごっそり削られてしまうことが多々あるので読むタイミングを見計らってた。

でも、それ以上にもう早く読みたいって気持ちが勝ってしまって風呂掃除あとにほぼ勢いで徹夜みたいな感じで読み終えた。

 

一番最初に出てくるのは「やっぱり西さんは登場キャラクターの人生を描くのがめちゃくちゃ上手いし、妙なリアルさがあるなあ」だった。

 

西さんと言えば、直木賞を受賞したサラバ!がかなり有名だと思う。

そのサラバ!も登場キャラクターの人生を描いた作品で、これが心に刺さりつつもエンタメ作品として群を抜いて面白かった。

 

今回の『夜が明ける』はある種社会問題にも切り込んだ話だった。

貧困問題やジェンダー問題、容姿に関する問題等々・・・様々なところに切り込んでいた。ただ、それが不快に感じることはなくむしろ考えさせられた。

 

本作はダブル主人公って言っていいと思う。

一人はその容姿や吃音から少し周りの人から距離を置かれていたが、あることがきっかけで自分の人生の方向性が決まる深沢暁。

 

そして語り部として物語を進めていく「俺」。

 

高校で出会った二人が大学進学や就職を得て、それぞれの道を歩んでいく。

 

そのそれぞれの道が対照的だった。

語り部たる「俺」は高校卒業後、大学進学をしてテレビ業界に就職する。

いっぽう暁は進学はせず劇団に入団して・・・というところ。

 

詳しく感想を書こうとするとどうしてもネタバレになってしまう・・・笑

 

暁は「俺」がきっかけでとある役者になりきろうとする。

それが人によっては人生がゆがんだ、道がおかしくなったと思われるかもしれないけども暁からしてみればそれは間違いなく救いだった。

 

周りから一線を引かれてしまう容姿に吃音。

それでも「俺」がきっかけで暁は人生に意味を見つけたんだと思う。

ただ、その道のりは大変で。家庭が貧乏ということ、常に周りに気を使い続けていること。

それでも暁はその役者になるため、なりきるための道を進む。

 

一方の「俺」。

高校卒業前にして父親が亡くなってしまい、大学には奨学金を使って入り常にアルバイトをしていた。

就職はテレビ業界であったが、局ではなく小さな制作会社。

 

私自身はテレビ業界の事を詳しく知らないけれども、実際に働いていてた友達に聞いたところだと所謂ブラックが多いと。

「俺」が就職したところもまさにそういう会社。

旧態依然とした会社でサービス残業、言葉の暴力は当たり前の世界。

そこで「俺」は踏ん張っていくもどんどんすり減って行ってしまう。

 

こういう話の中に貧困問題やジェンダー問題が複雑に絡んでくる。

特に男だから耐えないといけないみたいな風潮に切り込んでいたのは凄かったと思う。

 

誰かに「助けてください」って言っていいんだって自分自身も肯定された気がする。

どうしても見えないところでのしんどさや辛さっていうのはあって。

 

でも現代日本にはいまだにそれを表にすることは弱いという空気がある。

私自身もそういう風に思ってしまっているところもある。

 

けどとにかく「助けてください」って言っていいんだと。

これは小説であり物語でもあるけど、現代日本の問題とリンクしていると思う。

 

だから、少しでも悩んだり疑問に思ったりしていること。

表立って言えないけど、心の片隅に何か引っかかりがある人に読んでもらいたい。

 

きっと心に刺さると思うし、少しだけ勇気がもらえると思う。

 

つくづく、西さんの作品が好きだなあって思った。

また時間がかかっても良いから、新作の長編が読みたいなって思っている。

 

がわ

さようなら20代、こんにちわ30代

今日は20代最後の日。

明日30歳とはじめましてをする。

ちょっと緊張しなくもないけど、いつもどおり。

でも少しだけ、「あーもう30歳かー」なんて思ったりしている。

 

子供の頃に思い描いていた30歳には遠く及ばない。

30歳なんて子供からするとすごく立派な大人で、結婚もして子供もいて、もしかしたらペット飼ってたりなんかしてるかもって思ってた。

 

現実は結婚はしていないので当然子供もいない。

ペットは飼いたいけど飼えるところに住んでない。

 

こんな風に書くとネガティブに思うかもしれないど、ところがどっこい全くそんなことは無い。

 

子供の頃の私よ、今、多分人生で一番楽しんでるぞ。

 

まさか30歳を目前として、会社を辞めて銭湯で働くことになるなんて想像もしてないだろう?

子供の頃からお風呂が好きだったから「えー!大好きなお風呂で働いてるの?」ってなるかもしれないけど。

 

結婚はしてないけど、たくさんの友達に恵まれてすごく楽しく濃い日々を過ごしているぞー。

 

あと30歳ってすごく大人(今も大人だって思ってるけど)そんなこと無い。身体的には大人になってるし、精神的にもちゃんと成長はしているから安心してほしい。

 

けどそれ以上に見識が広がって、色々なことに興味を持つ幅ができて、それを体験するために行動ができる。つまり大きい賢い子供みたいなもんだ。

 

Creepy NutsのRさんが昨年の武道館ライブで赤ちゃんって無敵、天才なんですよ的なことを言っていたけどまさにそのとおりだと思うんだよ。

 

さっき書いたみたいに大人になると色々な幅がでるから、色々なことをやろうと思えばできる。

ただ、賢い子供っていうのは考えることができるがゆえに自分で自分の行動を制限して、可能性を消してる。

 

今30歳を目の前にした私は、もう1回子供の頃の心を取り戻して天才になって(実際に天才ってわけじゃないぞ?)やりたいこと、興味あることにどんどん触れていこうと思っているんだ。

 

だから、子供の頃の私からみると30歳になる私も大差ないかもしれないな。けど安心してほしい。

ちゃんと色々と成長した上で、子供の頃の心を取り戻してるだけだからな。見た目も中身も大人になったけど、そこにスパイスとして子供の頃のあの無邪気で無敵で無鉄砲な心を入れてるんだ。

 

ただ無茶ができる20代とはおさらばすることになる。30代は30代のやり方があるだろうからまずはそれを模索していくことになるかな。

 

いつになっても理想の大人にはなれていないけど、なれていないからこそ「なにくそー」って駆け抜けられるってことを知っておいてもらいたい。

 

じゃあな子供の頃の私。

こんにちは。30歳になる私。

これからもよろしく頼むわ。

 

20代最後の私より。

 

追記

なんか書いてたら手紙テイストになっちゃったw

まあ良いや。とにかく子供の頃に思っていた理想の30歳にはなれていないけど、今自分が思う理想の大人には近づいてると思うから。

 

はっとした

「最近、仕事したくないな〜とか仕事行きたくないな〜って思わなくなったんじゃない?」

 

人からの指摘ではっとした。

 

銭湯で働き始めて、丸3ヶ月が経った。
正確に言えば4月から色々とやっていたけど完全に入り込んだのは7月からなので3ヶ月かなと。

 

この期間中、前職ではほぼ毎日思っていた「仕事行きたくないな〜」という気持ちが1回も出ていなかった。

 

まだ3ヶ月だからだ!とも思うかもしれないけれども、前職のときは新卒で入社して1週間後には「会社行きたくないなあ」って思っていたからこれはある種すごいことだと思う。

 

もちろん、憂鬱になることはある。

例えば、雨が降るとお客さんの数が減るし、色々と考えてやってみるけどその効果が出ているのかどうかがなかなかわからないし。

 

すぐにお客さんが増えるものでもないからと言われていても、やっぱり客数が増えないととっても不安になるし憂鬱にもなる。

 

でも、不思議と仕事したくないなとは1回も思わずここまで来ている。

 

この指摘をしてくれた人曰く、今年の4月(会社に辞めますと伝えたころ)くらいから色々と変わったとのこと。

 

前向きになったと言うか、人間らしくなった?って言われて思わず笑ってしまった。

そういえば、前職の同僚からも「大変そうだけど、楽しそうでそういう仕事が性に合ってたんじゃね?」なんて言われたな。

 

千代の湯の運営をやっていて、悩むしプレッシャーもあるし、ひえええってなることもあるけど「どうやってそれを乗り越えるか」って無い頭つかって考えて行動して、反省してっていう繰り返しがなんだかんだあってるんだと思う。

 

でもいつかやっぱり仕事したくないなって思うときが来るかもしれないな〜人間だし。

 

でも仮にそうなったとしても、自分で沸かしたお湯に入れば「あ〜この気持ち良いお湯をもっと色々な人に知ってもらいたな〜」ってなると思う。

 

前職のときは「トライ&エラーが大切。だから自分で考えて行動しろ」って言う割には「それは違う。そうじゃない。それはだめ(理由言わない)」とあれこれ難癖つけられて自分の考えとかが通らなかった。

 

終わってみて「ほら!私の言った通りにやってれば!」って思うことが何度もあった。

 

千代の湯では、経営を持っている梅の湯三代目が「とにかくやってみな」と言ってくださっていて、明らかにおかしいこと、やってはいけないこと以外は基本的に考えたことをやらせていただける。

 

何かあったときには相談して考えてまた実行する。

前職で散々言われていた「トライ&エラー」ができてることが精神状態にも影響しているんじゃないかなあと思う。

 

ただ、さっきも書いたみたいに結果がでないといけないっていうのはあるから色々と考えないと!!って焦りもある。

 

でも、千代の湯は水が抜群に良くてトゴールも最高に気持ち良いからそれを伝えていけばきっともっと色々な人に来てもらえると思う。

 

だから頑張るぞー!!って気持ちも強い。

 

書いていてまとまらなくなっちゃった笑

 

とにかく、人から指摘されてはっとすることがあるよねってお話でした。

 

がわ