人生、不十分

大好きな銭湯のこと、日常のこと、考えなど

銭湯日記その93

溜まっている他の記事もあるけれども、これだけはどうしても先に書いておかないといけないなと思い書いています。

 

2020年3月月末で閉まってしまう銭湯さんが複数あります。

その全部に行くことは中々難しいけれども、自分が住んでいるところの区の銭湯さんには行こうと思い、行ってきたときの話。

荒川区西日暮里駅より徒歩5分程度のところにある、富来浴場さん。

f:id:miku778:20200316224638j:plain

f:id:miku778:20200316224648j:plain

f:id:miku778:20200316224659j:plain

中々良い雰囲気の銭湯さんです。駅から近いというところも凄く良くって行きやすいんです。私が来たのは実は1年以上ぶりです。もっと沢山来ればよかったなっていうのは後の祭りと言いますか、後悔しかできない。

f:id:miku778:20200316224818j:plain

横のコインランドリーにもこのようにポスターが貼られていました。

少し悲しい気持ちを持ちながらも、さっそくお湯をいただきます。

 

下駄箱の作りもですね、かなり年季が入っていて歴史を感じます。

中に入ると、受付型の番台がありこじんまりとしていますが待合室があります。

入浴料の470円を支払って、脱衣場に入ります。

ちなみに、富来浴場さんは無料の貸し出しタオルがありますよ!!

脱衣場もこじんまりとしていますが、それが逆に落ち着きます。

ありきたりな表現ではありますが、やはり田舎の祖父母の家のお風呂場はこんな感じだったなと感傷的な気持ちになります。

凄く小さめでありますが、庭があります。やはり、昔ながらの銭湯にある庭ってすごく良いですよね。たまらないです。

ありのままの姿になって、浴室内へ。

残念ながら、ペンキ絵はありません。しかし、カランの壁にタイル絵があります。

これはこれで、中々乙なものです。

 

壁周りにカランがあって、真ん中に丸い浴槽、右奥に薬湯がある関東ではあまり見かけないスタイルです。薬湯は最初の写真にも書いてありますが、靄です。真っ白いお湯が靄です。結構を使っている銭湯さんは多いですよね。

富来浴場さんには永久腰掛けが結構多く残っていました。今では中々見かけなくなってきている永久腰掛け。見かけると絶対に使ってしまうんですよね笑

桶もケロリンではなくただの黄色い桶です。もしかしたら元々はケロリンって書いてあったのかな・・・いやでも全部ただの黄色桶だったから元々そうなのかな。

 

カランから出てくるお湯は肌当たりが優しく、熱くないちょうどいい温度のお湯が出てきます。シャワーは少しばかり年季を感じますが、これはこのような銭湯でなければ見られないものですね。カランもよくみると歴史を感じます。

「ありがとう」って思わず呟きながら、身体を洗いました。

 

身体を綺麗にしたら、まずは薬湯に入ります。

薬湯の温度は42℃。小さい湯船なのですが、それがサイズ的にちょうど良くてすごく落ち着きます。靄を使った真っ白いお湯で体を温めて、真ん中の湯船へ移動します。

 

真ん中の湯船は二つに分かれています。

バイブラの深めのお湯と浅めのジェットが付いてるお湯。

どちらも44℃で、結構熱めです。熱いお湯が苦手な人はちょっと入れないかもしれませんね。体感的にはバイブラの深めのお湯の方が熱かったです。

たぶんバイブラの浴槽からジェットが付いている方の浴槽にお湯が流れているから少しだけ温度が下がっているのかな。

ジェットは一転突破型です。勢いがあって熱いお湯とマッチします。

浅めの方につかって、ぼーっと天井を見上げると、こんなに良い銭湯が無くなってしまうのかとすごく悲しい気持ちになりました。

カランで水を被って、永久腰掛けに座るともう立ち上がれなくなっちゃいます笑

永久腰掛けで休んだら、少しばかり後ろ髪をひかれながらも上がりました。

 

庭に出て外気を浴びながら少し体操をしたのですが、これも庭がある銭湯ならではなんだよなぁとしみじみと思いました。

色々なところを見渡すと、確かに限界が来ているのかもしれないなと感じさせるところがありますが、それすらも愛おしいくらいです。

 

お風呂上りにご主人と少しばかりお話をしました。

井戸水を使っていて、大体80mくらいのところから引いている。

昔は薪だったけど、重油バーナー、ガスと時代に合わせて変わっていったこと。

昔と違って、親が子供を連れてこなくなったから人が減っていってしまったこと。

やっぱり毎日来てくれるのが良いんだよねのようなことを話しました。

60年以上前からやっているため、色々なところを補修しながら続けてきたけれども・・・・とのことだった。

どうしようもない事だから、私にできるのは閉店するまでちょこちょこ行かせてもらうことくらい。

柔らかくて落ち着くこのお湯を味わいに、閉店までに何度かまた必ず行こうと思いました。

 

やっぱり地域に根付いて、地域の人たちが行くのが銭湯だなって思った。

私が住んでいる荒川区にはまだ多くの銭湯が残っているので、荒川区にある銭湯にはこれからもどんどん通っていきたいなと思った。少しでも、地域の役に立ちたい。

 

今、銭湯にちょっとでも興味がある人は是非有名な銭湯やよく聞く銭湯ではなく、家の近くにある銭湯に行ってもらいたい。そこには、少しだけ時間が止まったような場所と気持ち良いお湯があると思います。それを体験してほしい。のんびりゆっくり1人の時間をそんな銭湯で満喫すると、帰り際にちょっとだけ番台で話していこうかななんて気持ちが出てくると思う。番台で話をすれば自分が住んでいる地域の事だったり、その場所の歴史なんかも聞けたりするので、楽しいです。

 

とにかく、まずは家の近くの銭湯に是非とも行って欲しいです。

そして、富来浴場さんは駅から近いので、皆さんも是非行ってみてください!

真ん中に湯船がある、昔ながらの銭湯も良いですよ~~~!!

 

がわ

 

 

銭湯日記番外編:大自然とワインと絶景の露天風呂の話

たびたびTwitterやこのブログでも書いておりますが、私は近年アウトドアにハマりつつあります。その切っ掛けはゆるキャン△という漫画・アニメなのですが、まんまと影響を受けまして、元々アウトドア好きだった友人とキャンプに行ったりするようになりました。

そうです。今回もアウトドア・・・の話になる予定だったんです。

でも、例の新型ウイルスの件とかもあって結局アウトドアは避けることになりまして。

普通に旅行してきたのですが、その時の話をしたいと思います。

 

今回の旅行も例のごとく、大学時代からの友人であるダーさん(仮名)とオキタさん(仮名)の3人で行ってきました。

向かうは、ゆるキャン△の聖地でもある山梨県です。本栖湖の方まで行くプランで回ってきました。

埼玉県のとある場所で私とオキタさんが合流して、今回も車を出してくれるダーさんに拾ってもらい山梨県へ!!

 

車中は学生時代と全く変わらず、ゲームやアニメ、漫画の話で盛り上がりながら向かいます。どうやら最近ダーさんは放送がギリギリ・・・というかアウトじゃね?って内容のアニメを見たようで「日本始まったな!いや・・・終わってんな!!」っていつも以上にテンションが高めでした。オキタさんは花粉がしんどいようで微妙にテンション低めでしたが・・・笑

 

ダーさんの出身が山梨ということで、色々と回る所を考えていてくれたのですが一番楽しみだった白州の蒸留所はまさかの新型ちゃんのせいで見学ツアーが中止となり出鼻をくじかれましたが我々3人の旅行はいつもノープランで宿泊先だけ決めていくことが多いので今回も問題なしですね!

 

山梨についたらさっそくお昼を食べるわけです。

みなさん、山梨県といったらあれですよねあれ。なんか少し太めの小麦粉のやつ。

そう、ほうとうです!

f:id:miku778:20200315225214j:plain

ででーん!!ほ・う・と・う!!

www.houtou-fudou.jp

こちらのお店で食べてきました。

ほうとうとしては味は意外に薄めで、麺も凄い太いわけではないので食べやすいです。

ただし、野菜もたっぷり入っているので油断していると食べきれないので注意です。

あつあつほうとうで身体を温めた我々三人組が次に向かったのは。

 

景色が有意名な昇仙峡です!

ロープウェイで上まで登っていき、絶景と言われる場所まで行ったのですがまさかの曇り。昨年の屋久島旅行で天気運を全て使い果たしてしまった可能性があります・・・・。

f:id:miku778:20200315225629j:plain

まあそれでもやっぱり景色は綺麗でしたよ!!ちょっと雲が多いけど、自然に囲まれた高いところは気分が良いです。

f:id:miku778:20200315225728j:plain

こんなものもありましたが、これを見て山梨出身のダーさんが「これが・・・!!山梨クオリティ!!観光に力を入れようとして溢れたセンスがこれ!!」って言いだして私とオキタさんは大爆笑でした。

 

昇仙峡の隣に、ワイン王国なるところがありました。

白州の蒸留所にいけなくなった私たちの無念はここで晴らされることに。

winekingdom.net

ここで出会ったワインがめちゃくちゃ美味しくてですね。

私はワインがかなり苦手なんですけど、それでも「これ美味しい!!」って言えるレベルでした。全員でワインを購入して・・・・。宿へ向かいます。

この日の宿はダーさんの友達がやっているというペンションです。

すっごく素敵なペンションでまたほかの友達もつれてきたいなって思いました。

信じられないくらいご飯が美味しいし、ラウンジみたいなところに漫画やボードゲームが沢山あってのんびりと時間を過ごすにはもってこいな場所でした。

夜にはワイン王国で買ったワインを飲んで私とダーさんがベロベロに酔っぱらって即爆睡でした。オキタさんは今回あんまり酔わなかったんだよな・・・。屋久島の時無茶苦茶酔ってたのに。とにかくすっごく素敵で居心地のいいペンションでした。

本当に、他の友達とも来たい。

 

さて、二日目。ここからが今回の本題です。

富岳風穴鳴沢氷穴を見た我々はお昼ご飯にシカカレーなるものを食べて、メイン目的地に向かいます。ちなみにシカカレーは写真撮り忘れました。

だって。めちゃくちゃお腹減っていて美味しかったんだもん・・・。

ここからは写真でガンガンと!!

f:id:miku778:20200315230611j:plain

ゆるキャン△を知っている人ならこの写真、ピンとくると思うのです。

f:id:miku778:20200315230635j:plain

これはあれですね、りんちゃんとなでしこが出会った例のトイレ。

f:id:miku778:20200315230705j:plain

ロッヂ!!そのまんまじゃん!!

f:id:miku778:20200315230725j:plain

「じゅ、じゅうごかいばらいで・・・・」

f:id:miku778:20200315230754j:plain

雲が無ければ本栖湖と富士山が一望できるスポットの写真です。

本当に運が無くて・・・富士山が完全に隠れてしまっている。

それでも、本栖湖はめちゃくちゃ良い雰囲気でした!いつか本栖湖でキャンプをしたいなぁ。

 

さて・・・ここまで来たら次に向かうの分かりませんかね。

絶景で有名な温泉です。そうほったらかし温泉についに行ってきたんですよ!!!

www.hottarakashi-onsen.com

近年近くにキャンプ場も出来て賑わっているほったらかし温泉

名前のごとく、ある程度は手入れがされていますが基本はほったらかしな温泉みたいです。

f:id:miku778:20200315231041j:plain

デデーン!!

ほったらかし温泉には「こっちの湯」「あっちの湯」の二つがあります。

どちらもそれぞれ入浴料がかかりますので注意してください。

今回私たちは帰りの時間もあったので一つだけ。広い方にしようということで「あっちの湯」に行ってきました。

f:id:miku778:20150406142430j:plain

(こちらはホームページの画像をお借りしています)

 

これは夜の写真ですが、私たちが行った夕方より少し前も絶景でした。

あれだけ遮るものが何もない露天風呂って初めて経験をしました。

大自然に囲まれて、遮るものが何もない露天で全裸という謎の背徳感があり私もダーさんもオキタさんも妙なテンションでした。

ダーさんなんかは「露出狂の気持ちが今ならばわからんでもない」とか言い出して無茶苦茶でした。

「あっちの湯」は内風呂と露天風呂になっています。

内風呂はやや温度高めで体感的には41℃くらいです。少しぬるぬるする系の温泉だったような気がします。

露天風呂は岩風呂と木の風呂になっていて、どちらからも甲府盆地を一望できます。

岩風呂の方が温度が低く、浅い造りになっています。なのでずーっと景色を見ながらのんびりとゆっくり入浴出来て寝れそうでした。木の風呂は岩風呂よりも熱めで、岩風呂よりも高い位置に作られているためこちらからの景色の方が絶景でした。

人間って面白くて、本当に凄いもの見た時ってみんな黙るんですよね。

絶景を見た私たち三人も「おおーーー!!」って言った後はずーっと黙って温泉に浸かりながら景色を見ていました。

雲が無ければ富士山も見られたんだろうなあ・・・・悔やまれる。

夜に来れば間違いなく、綺麗な星空も見れると思います。すっごくロマンチックな場所ですね。

 

上がった後は名物の温玉揚げ!!

私は食べなかったのですが、ダーさんとオキタさんはそれは美味しそうに食べてました。お腹が全然減ってなくて卵も食べられないなーって感じだったんですよ私・・・。

まあ、「こっちの湯」に入りに来ないといけないのでその時に食べればいいよね!って思っています。

 

露天風呂が好きな人はいつか絶対に行った方がいい温泉の一つだと思います。

間違いなくあの絶景は感動すると思いますし、お湯も気持ち良いし、何より自然に囲まれているだけで癒される。そんな場所でした!

写真取れないし、写真じゃ伝わらないから本当に行って欲しい・・・。

 

私もこんど「こっちの湯」に入りにいかないと!!

 

私、ダーさん、オキタさんの煩悩を振り払うための旅はまだまだ続きます・・・・笑

 

それではまた!!

銭湯日記その92(情報更新:2020年9月2日)

ラジオを聞いていたら意外に時間が経っていてびっくりしたがわです。

まあ銭湯は無理していくものでもないので、気が向いたときにふら~と行けるっていうことで今日もブログを更新して行こうと思います。

というのも、結構貯まっているんですよね。忙しかったり、熱が下がったりしていて更新できていなかったので。

そんな言い訳は置いておいて、今回ご紹介するのはこちらの銭湯になります!

f:id:miku778:20200312220524j:plain

f:id:miku778:20200312220548j:plain

素敵な雰囲気ですよね!
北区にある十條湯さんに行ってきました!!

湯の合う友達から行った方が良いよ~と言われていたのでそそくさ行ってきました。

 

最寄駅は十条とも言えますし、東十条とも言えます。

個人的には東十条から歩いて向かって欲しいです。徒歩10分程度かかりますが、あのレトロな街並みを歩きながら銭湯に向かうってちょっとしたタイムスリップ感がありますので体験してほしいです。

 

下駄箱の雰囲気が凄く良いですよね。

この下駄箱に靴を入れて早速中に入ります。

先ほどの写真にもあるように喫茶も併設しているので、待合室が他の銭湯とはちょっと違う雰囲気です。本当に喫茶店のカウンターになっていますので「お風呂上りにここでコーヒーなんて飲んだらお洒落だろうな!!」って思いました。

受付で入浴料470円とサウナ料金200円(なんと2020年9月から今までの料金の半額に!!しかも色々と大変なことが起こっています!)

 

 

 

 

脱衣場は綺麗にされています。

実はサウナ利用者は2階に上がれましてね、そこがちょっとした休憩スペースになっているんですよ。これがめちゃくちゃ贅沢でして、謎の優越感に浸れるんですよ~!

2階の様子も見つつ、ありのままの姿になってさっそく浴場内へ!!

 

まず中に入って飛び込んでくる壮大なモザイクタイル絵。

タイル絵は最近も少なくなっているんですが、この壮大さは行ってみてもらわないと伝わらないので行ってみて欲しい。

スタイルとしては奥に湯船、手前にカラン、左手側にサウナと水風呂があります。

奥に湯船で手前にカランなので関東ではオーソドックスなスタイルですね!

 

身体を綺麗にして、湯船へ。

まずはバイブラの湯船。すっごい肌当たりの良い湯で温度も40℃くらいでしょうか(体感)。水が凄く良いです。特に枕詞もいらないくらい、「水が良い」これにつきます。

温度も優しいので、ぼーっとしながら天井を眺めて入るのにちょうど良いです。

 

ジェットは少し熱めに設定されているようです。

でもやっぱり水が良いんですよね。語彙力が無くて他の言葉で伝えられないのが凄くもどかしいです。やや熱めなので水風呂に入りたくなります。

これだけ水が良いって言っているので、水風呂の気持ち良さはもう言わなくても伝わりますよね!!はい、ご想像通りめちゃくちゃ気持ち良かったです。

溶けだす・・・って言うのは少し大げさかもしれないけどそれくらい気持ち良いんです。

 

サウナにも入ります。

この日はほぼ貸し切り状態のサウナ。

明るくて綺麗なサウナです。サウナ室内は音楽がかかっています。

この音楽が不思議と瞑想の世界に導いてくれんです。温度も100℃くらいだったと思うのですが発汗作用も高くガンガン汗をかけました。

この後にめちゃくちゃ気持ち良い水が待っているって考えると熱さも気持ち良いものになりますね。

 

この後の水風呂はもう水と一緒になっちゃうんじゃないかってくらいの気持ち良さです。溶けるような気持ち良さっていうのはこういうことを言うんだろうなって思いました。

 

お風呂上りには2階でちょっと休憩して、喫茶にスペースでビックルを久しぶりに飲みました。子供の頃、ビックルとマミーはなんか飲んじゃいけないような特別な感じがあったな-とちょっとノスタルジックな気持ちに。

 

f:id:miku778:20200312222602j:plain

 

私個人的な感想ですが、私が思う理想の銭湯に最も近かったかもしれないです。

何度も書いてきましたが水が良いです。肌当たりが抜群に柔らかくて、でもどこかしっかりと「水」だなって感じさせるような硬さみたいなものもほんの少し感じるというか・・・とにかく入ってて「ああこれ、水が気持ち良いんだな」って素直に思う場所です。

 

これぞ銭湯っていうのでしょうか。街の中にあるホットスポット

そんな銭湯でした!!

 

次に行くときは喫茶の方も味わいたいところ。

 

 

気になる方は是非行ってみてください!!!

 

がわ

www.1010.or.jp

 

銭湯日記その91

今回は気持ち良すぎて写真を撮り忘れてしまいました・・・・。

申し訳ないです。

なので、文字オンリーですが良かったら読んでください!

 

今回行ってきたのは「喜楽湯」さんです!!

さて、喜楽湯と聞くと埼玉県は川口市にある銭湯を思い浮かべる方も多いのではないでしょうか。実はですね、荒川区にもあるんですよ、喜楽湯

最寄り駅は三河島駅になります。そこから徒歩でたぶん5分~8分程度歩いたところにあります。私は自転車でぴゅーっと行っちゃったので徒歩時間が正しいものではないかもですが。

建物は白を基調としていて何となくきらきらしているような感じです。

早速下駄箱に靴を入れて中に入りますと、受付型の番台です。

そこで入浴料とサウナ料金を支払って暖簾をくぐって脱衣場へ!

 

脱衣場は思ったよりも広々としていてとってもいい感じです。

そそくさとありのままの姿になって、浴場内へ行きます!!

 

電気が新しいやつなのか、すごく明るいです。

少し薄暗い銭湯も良い味が出てるのですが、明るいと心も一緒に明るくなりますよね!

手前にカラン、奥に湯船がある関東ではオーソドックスなスタイルです。

サウナ料金を払った時にタオルと一緒にシャンプーとボディーソープも貰えました。

身体を綺麗に清めて、いざ湯船へ!

不思議なんですけど水が体にしっかりと溶け込むような感覚です。

お湯の温度は42℃くらいでしょうか。下町の熱々ってわけではないですが家のお風呂よりは気持ち熱めですね。ジェットもちょうど良い力強さです。

そして横を見ると何か囲われているところがあります。

どうやらミスト浴ができる湯船のようです。こちらはぬるめですが、隔離されているので何となく独り占めしている気分でへへへ・・・・って笑いが出てしまいました。

身体が温まったのでサウナへ行きます。

サウナも歴史を積み重ねてきたであろう雰囲気で、良い温度・良い湿度です。

私自身が何度で湿度がどのくらいとかこだわりがないので感覚的でちょっと申し訳ないですが、しっかりと汗が出てくる良いサウナです。

 

水風呂がですね、とにかく気持ち良かったんです。

地下水っていうのだけは事前情報として仕入れていたのですが、想像以上の気持ち良さです。温度は18℃くらいだと思います。

 

お湯もサウナも水風呂も総じて気持ち良い素敵銭湯!

帰り際に女将さんとお話をしたところ、地下500m!?くらいのところから引いているらしいです。(本当かなあ・・・笑)

どおりで水が気持ち良いわけですね!!色々と話したのですが、それは皆さんも是非行って女将さんと話しをしてみてください!

 

それではまた!!

 

 

銭湯日記その90

雨が降っていたので、今日は大人しく家でのんびりするかーって思っていました。

ご飯を食べて、シャワーを浴びて外を見てみると雨が止んでました。

こういう時、悔しいですよね・・・銭湯行けたじゃん!!ってなるわけです。

ただもうシャワーも浴びてしまったので仕方ない!こういう時にこそ溜まっているブログを更新しようって思いました!

やっとこさ90です!それではさっそくいきましょう。

本日はこちらの銭湯をご紹介します。

f:id:miku778:20200310213800j:plain

品川区にある、水神湯さんです!!

shinagawa1010.jp

品川浴場組合のホームページも是非ご覧ください。

リニューアルされて、銭湯行きたいな~~~って欲が掻き立てられること間違いなしなので。

 

水神湯さんはJR京浜東北線大森駅から徒歩で5分~7分くらいのところにあります。

ビル型の銭湯でパッと見た限りだと、「あれ?これ本当に銭湯?」って思っちゃうかもしれませんが間違いなく銭湯です。

 

下駄箱に靴を入れて、中に入りますと明るい待合室があります。

決して広いというわけではありませんが、天井が高いから体感的にはすごく広く感じます。フロント形式の番台です。そこで入浴料470円を支払って脱衣所へ入ります。

脱衣所もこれまた明るくて、広々とした好みの脱衣場でした。白が基調となっているのでこれまた良い雰囲気を醸し出しているんですよね。

そそくさとありのままの姿になって、浴室の扉を開けます・・・・。

 

奥に湯船があって、手前にカランがある関東ではオーソドックスなスタイルです。

私個人的な好みなんですが、カランの感じがめちゃくちゃ良かったです。

言葉に表すのが難しいんですが、とにかく好きでした。

身体をしっかり洗って、待ちに待った湯船へ!!

湯船は一つなんですけど、端っこにジェットバスがあります。

温度は42℃くらいで、家で入るお風呂よりはやや熱めかなと感じましたね。

ジェットバスの音を聞きながらぼーっと湯船に浸かって上を見てるとすごく気持ち良いです。浴室内も待合室や脱衣場と同じで明るくって輝いてるようなそんないでたちです。ジェットバスも力が程よい強さでやっぱり気持ち良いんですよね・・・。

 

ちょっとカランで休憩して、もう一回湯船に浸かって身体をポカポカにして上がりました。

フロントで少しお話聞こうかなって思ってたのに、ちょうど良い気持ち良さで散歩したい気持ちが強くてそのまま出てしまいました笑

 

どこかほっとする、街の中にある素敵な銭湯でした。

駅からも近いっていうのが、すごく良いな~~って思いました。

気になる方は是非行ってみてください!体も心もポカポカとして、夜風に当たりながら散歩したくなると思いますよ!(夜に行った人限定)

 

それではまた!

 

銭湯日記その89

皆さんは銭湯に行くとき、1人で行きますか?

それとも誰か、例えば友達や家族を誘っていきますか?

私は基本的に、家の近くの銭湯に行くときは一人で行くことの方が多いのですが遠方とかの場合はその土地にいらっしゃるフォロワーさんにお声がけさせていただいたりします。

そんな感じで、今回は大阪に行ってきてフォロワーさんにご連絡してお会いして行ってきました!

それではさっそくいきましょう。今回ご紹介するのはこちらです!

f:id:miku778:20200217214440j:plain

でででん!!大阪、天王寺駅が最寄の「湯処 あべの橋」さんに行ってきました!(Twitter@abenobashionsen)

 

yudokoro-abenobashi.com

この日、大阪出張で前泊だった私はあつくてゆるいさん(@atsukuteyurui)に連絡をして一緒に行ってきました。

あべの橋さんの前で合流して、話もそこそこにさっそく中に入ります。

 

中に入ってかなりびっくりです。入口がとにかく広い。

東京都内の銭湯でこれだけの広さってあまり見かけないくらいです。

下駄箱に靴を入れて、券売機で入浴券を購入します。あべの橋さんはサウナもあるのでサウナ券も一緒に購入します。

奥に進むと、フロントタイプの番台です。そこでチケットを渡してサウナ用のカギとタオルを受け取ります。

もう待ちきれなくて、あつくてゆるいさんを急かして脱衣所へ!

 

脱衣所は明るく、広々としています。

色々な話しをしながら(楽しすぎて覚えてないんです・・・笑)ありのままの姿になっていざ浴室内へ!

 

やや暗めではあるんですが、それで見にくいとかがなくそして広々とした浴室。

右端と左端に湯船があって真ん中や周りにカランがありました。

ビル型銭湯で天井が凄く高いというわけではないのですが、全然もくもくしてなくて息苦しさがない!!!東京の銭湯と全然違う!!!っていうのが私の最初の感想でした。

そして桶を持ってみると、深さが違う!!ってまたなりました。

東京の銭湯の桶は深さがあるんですけど、大阪の銭湯は浅いんですよね。

所説あるそうですが、大阪の銭湯は湯船からかけ湯をする(だから真ん中に湯船があるスタイルが多い)のでお湯がすくいやすいように浅くなっていて、東京の銭湯はかけ湯はしないでカランで身体を流し、シャンプーやリンス等を桶に入れて持ち運ぶから深いって話をどこかで聞いた気がします。(間違ってたらごめんなさい)

そしてカランの前に座ってまた違いに気が付きました。

カランがお湯しかない。水が出る方がないです。出た後に聞いてみたら大阪の銭湯特有ってわけではないそうです。大阪の銭湯にも普通に水が出るところもあるそうです。

カランの横にゴミを入れられるところもあったりしてまだお湯に入っていないのにだいぶ1人でテンション上がっていました。

カランで身体を洗いながら、あつくてゆるいさんと色々話をします。

どうやらあべの橋さんは白湯と温泉(毎日運んでいる)の浴槽がある。

ミストサウナと乾式サウナがあってミストサウナは無料で入れる。電気風呂に少し特徴がある・・・等々を聞きました。

 

せっかくなのでまずは温泉から。

肌当たりが柔らかくて、お湯の温度が凄くちょうど良いです。

感覚的には41℃くらいかなあとにかく入りやすい温度で肌もすべすべになった。

身体がしっかりと暖かくなってきたら、あつくてゆるいさん一押しのミストサウナへ。

ミストサウナってぬるかったりミストなかったりしてちょっと物足りないことがあるんですよね・・・。

なんて、事を話していたら驚きですよ。無茶苦茶熱い!

ミストサウナでこの熱さはどういうことだ?ってなるくらいとにかく熱い。

汗が尋常じゃないくらい出ました。でも不思議と息苦しくはないんですよ。ただ熱い。

我慢できなくなって、外へでて水風呂へ!

またこの水風呂がちょうど良いんですよ。15℃くらいだと思うんですけど。

あつくてゆるいさんからも「いいでしょ???」って聞かれて「はい!!」って元気に即答するくらいです。

 

次に向かうは乾式サウナです。

乾式サウナは90℃を表示していました。ただ、体感的にはミストサウナの方が熱かったですね・・・笑

広々とした乾式サウナで、これならゆっくりと焦らずにじっくり汗がかけるなあって話ながらのんびり入り、再び水風呂へ。

何度入っても水風呂が気持ち良いなぁ。水風呂から出た後は白湯と電気風呂へ。

 

白湯もこれまた優しい温度で入った瞬間に「あああ・・・・帰ってきたなあ」ってよくわからないんですけど心の中で呟きました。どこか落ち着いたと言いますか、帰ってきた感じがなぜかしたんですよね。

そして、電気風呂です。ちなみに私は電気風呂が非常に苦手ですが一押しなので入ってみることに。

電気風呂のスペースがかなり広々としているので入る場所を調整することができるんです。だから強め・弱めを自分である程度調整が聞きます。そしてしっかりとマッサージされている感覚です。ただ電気でビリビリじゃなくてリズムを刻んで電気が流れてくる電気風呂です。これは苦手な私でも入れて気持ち良かったなあ。

 

温泉側の浴槽で入ったジェットバスはかなり力強めで個人的に好み!!

このくらいの力強さじゃないと最近コリが取れなくてねぇ・・・。

 

そのあともあつくてゆるいさんと話しながら、ミストサウナ入ったり温泉入ったり白湯入ったりぐるぐるして上がりました!!

髪の毛を乾かしているときに見覚えのある「ウ」のシールが貼ってありおや・・・?ってなりましたがまあまずはあれですよね。そう、乾杯。

f:id:miku778:20200217221709j:plain

普段ビール苦手だけど、この日は飲んじゃった。

凄く飲みやすくて美味しくてグビグビ飲めてしまったんですよね。

飲みながら休憩室を見渡してみるとこれまたかなり広い。この規模の休憩スペースっていうのも東京の銭湯じゃあまり見かけないなぁって思いましたね。

飲んでいると、あつくてゆるいさんのお知り合いのぱんだーまん(@PandarMAN_DDZ)さんが!何を話したかは秘密ですが、全国銭湯好き会議とでも言っておきましょうか・・・笑

ぱんだーまんさん、あつくてゆるいさんとそして女将さんとお話をしている時間が楽しかったです。女将さんが日暮里出身ということで、私のホーム銭湯の梅の湯さんと交流があるって聞いてかなり話が盛り上がりました!

脱衣所で見かけた「ウ」のシールの謎がここで解けました。

色々な話しをしてとにかく大阪の銭湯も素敵だし、熱いし、色々なことやっているなって思いました。東京の銭湯や街と一緒に何か出来たら相乗効果で凄い事になりそうですよねって何度も話をしてしまいました。あと他の大阪の銭湯にも行きたくなったのでどこかで有給とって行ってこようと思ってます。

大阪銭湯がまとまっている冊子ととあるTシャツも購入してしまいました。

f:id:miku778:20200217222431j:plain

f:id:miku778:20200217222501j:plain

Tシャツは昨日まで着てて洗濯しちゃったよ・・・・!今度写真撮ってTwitterにアップしますね。

休憩スペースであれだけ沢山話しをして盛り上がれる雰囲気って言うのが凄く素敵でした。私が知らないだけかもしれないですけれども東京の銭湯ではあまりないなぁって思いました。

とにもかくにも、素敵な銭湯でした!!大阪に行く機会がある人は絶対に行ってください!!すんごい良いですよ!!!

 

それではまた!

 

追記

ミッションを頂いたので、今度梅の湯さんに行ってミッションを果たしてきますね。

 

 

 

 

銭湯日記その88

ただただお風呂に入るだけなのに、銭湯行くと気持ち良いですよね。

あれ、やっぱり不思議だなあって思います。

 

そんな前置きはさておき、先日行ってきた銭湯のことを書きたいと思います。

こちらです!


f:id:miku778:20200210125616j:image

中野にある「松本湯」さんです!

落合駅から徒歩5分くらいでしょうか。

駅チカなので、ふらっといきたいなってときにすぐに行けてしまう立地。

写真からも分かると思いますが、ビル型の銭湯です。

 

早速中に入ると、入り口にはステンドグラス?のようなものがあります。

小学校とかの下駄箱近くとかにあったようなやつです。

下駄箱に靴を入れて中に入ると、かなり広い休憩室があります。

この広さの休憩室ってなかなか無いのでびっくりしました。

奥の方には畳を使った休憩処が見えてしまい、ちょっとテンション上がりました。

このご時世、なかなか畳を味わう機会が減ってきてしまっていますからね。なんだかんだ言って畳が好きなので日本人なんだなって思います。

 

受付型の番台です。

この日はサウナも入る予定だったので諸々の準備をして脱衣所へ。

脱衣場もこれまたかなりの広さ。ロッカーは85個ありました。天井が高く明るめの脱衣所は良いですね。この時点でもう落ち着いて来てます。

ありのままの姿になって、扉を開けて浴室内へ!

 

男湯は、入って右手側にサウナ、水風呂、立ちシャワーがあります。

入ってすぐに大きな湯船があり、その奥にカランが並んでいます。そして右奥側にジェットバス等の湯船があります。今日この日は「ぼんたん湯」です。湯船にはネットに入ったぼんたんが浮いていました。早くぼんたん湯に入りたい気持ちを抑えつつカランで体を清めます。そしていざ、ぼんたんのお湯へ!

 

湯船に入ってから気がついたのですが、こちら備長炭を使用したお湯と書いてあります。

色々な作用がありますが、お湯が柔らかくすっと抵抗なく入る感じです。

備長炭を使用したお湯ってそんなに見かけないような気がしてぼんたんとダブルで嬉しかったです。体を十分に温めたらサウナへ。

 

サウナは結構熱めでした。(温度を忘れてしまった・・・)

脱衣場側に窓があるので結構明るいのかなって思ったらそんなに明るさが気にならない。むしろ薄暗さと脱衣所側の明るさが絶妙にマッチしててなんとも言い表せない独特な雰囲気が出ていました。ちなみにこの松本湯さんのサウナ、私は好みでした。邪念を払うのにはもってこい系サウナって私は思いました。

そして水風呂は二人くらいしか入れない小さめ。で、できればもう少し広かったら・・・なんて思いましたけど水風呂に入ればそんなことどうでも良くなりますね。

温度は多分15℃前後かなあと。水風呂が出たら椅子があるのでそこで休憩します。

 

椅子に座りながら浴室全体を見て気が付きます。

タイル絵の雰囲気が抜群に良いこと。ビル型銭湯ではあるけれどもかなり天井が高いこと。結構奥行きがあってかなり広々としていること。

息苦しさを感じなかったところや、結構人がいたけれども広々としていたからこそ窮屈さがなかったんだなとこのときに理解しました。

そうこうしているうちに甘みが出てきます。この日はこの後に用事があったためこれで切り上げました。

 

お湯もサウナも気持ちよく、近くにあったら通うだろうなあという銭湯でした!

多分お客さんの多くが地元の方なんじゃないかなあと感じ、だから初めて来たけど落ち着く雰囲気なんだと思います!

 

みなさんも是非行ってみてください!

 

追記

サウナではレジェンドゆうさんのロウリュが定期的に開催されているみたいですよ!

銭湯でロウリュってほぼないので興味がある人はぜひとも!!