人生、不十分

大好きな銭湯のこと、日常のこと、考えなど

休日

20代の頃から休日は一人で過ごしていてもなんとも思わなかった。

というよりも、人見知りが激しいタイプだったので一人が楽ちんだった。

(人からの誘いを断るようなことはしなかったけど)一人でもふらふらあちこちに出かけたりしていたので、それなりに楽しく過ごしていたんだと思う。

 

30代になり、仕事は変わったけれども特にそれ以外の大きな変化はない。

けれども、休みの日の過ごし方が分からなくなる時がある。

 

「休みの日の過ごし方が分からないって言うのが分からない」って言われるかもしれないけれども。

 

分からないではなく「どうやって過ごしていたっけ?」が正しいかもしれない。

人生に対する焦り、みたいなものは特に感じていなかったつもりではあるけれども、もしかしたら心の奥底では感じていたのかもしれない。

 

20代の時と同じような過ごし方をしてもそんなに楽しくないって思うときがある。

具体的に何がって言われると、上手く言語化できないところが悲しいけれども。

 

とは言いつつ、最近はカメラを借りたのでカメラを持ち歩いて出かけたりすることがとっても楽しいので、新しい「楽しい」を見つけられたんだと思う。

新しいや気になっていたことに挑戦することは体力と精神力が必要だけど、一歩を踏み出すと、それは凄く楽しいしやりがいがある。

 

けれども、もしこの新しい楽しいが見つかっていなかったらと考えるとぞっとする。

例えば一日中ゲームをしているとか、アニメを見ているとか、そういうことがしんどくなってきた。「無邪気」に楽しむことができなくなった。

 

どんなに自分が気にしていない風を装っていても、否応なしに年齢という物がある。

それは自分自身が「年相応」っていうものを大切にしているから。

30代の年相応って何だろう、って考えた時に浮かぶ物と言えば結婚。

(もはやこの考えも古いって理解はしている)

 

30代ともなれば結婚して、家庭を持ち家族のために何かをという人の割合が増えてくる。子供がいる人も多くなる。それは私の友人達を見ても明らかだ。

 

そういう人達と触れた時に「うわ、マジで何やってんだろうか」って我に返る時が多くなった。これは20代の時にはほとんど感じなかった感情だった。

 

だからと言って焦って何かをするわけでもない。

そうしてウダウダして過ごしているから結果として「休日の過ごし方が分からない」になってしまったんだろう。

 

でも、先に書いた通り今は新しい事にチャレンジしているので楽しい。

カメラ以外にも何かに挑戦していきたいな、という気持ちも高まっている。

それ以外にもゆっくり休まないとなって気持ちもあったりする笑

 

結局のところ、休みの過ごし方は誰かと一緒に過ごすであっても他人に依存無いしは委ねてはだめで、そこに明確な自分の意志が必要なんだろうなって思う。

 

がわ